3万時間
これは会社員が生涯で会議にささげる時間だそうです。
年数にすると8年もの時間になります。
一方、
無駄な会議が多いと思っている人は45%
出典:NTTデータ経営研究所
3万時間もある会議の約半分は無駄と思われていることになります。
無駄な会議の対処法は内職
上のNTTデータ経営研究所の調査によると、
会議中に内職している人は41.7%
時間を無駄にしないよう、会議中に内職している人は多いのです。
内職=悪ではなく、むしろ少しでも仕事を進めようと頑張っている、会社に貢献していると思います。
内職はポジティブな行動です。
内職の具体例
・他の仕事の資料を参照
・ノートPCでメールのチェックや資料作成
・スマホでメールをチェック
・寝る(広義の内職)
会議中に寝るのも広義では内職だと思います。
会議が終わったら集中して仕事をするための休憩だと考えます。
会議にノートPC等を持ち込めない場合もあると思います。
そんな時におすすめなのが「手帳やノートで別のことをやる」です。
手帳の日程を見て過去の仕事を振り返ってみたり、未来のことを考えてみたり。
仕事のアイディアを書き出したり、仕事以外のプライベートなことでも思ったことを書き出すのもよいと思います。
その他の無駄な会議の対処法
・主催者にメンバーから外してもらうように依頼する
・こっそり抜け出す(堂々とでもよい)
・出席しない
そもそも会議の人選は、いないと困る人を呼ぶものです。
念のために呼んでおく人はいりません。
だから会議中に内職する人は会議に呼ばなくてよいのです。
会議メンバーの人選が間違っています。
会議中の資料の読み上げ、無駄ですよね。
手元に資料があるなら黙読の方が早いです。
資料を読み上げるだけなら会議ですらありません。
時間を取って集まる必要はなく、資料を配って終わりでよいです。
会議を変える方法もある
会議中の内職はポジティブと書きましたが、もっと情熱的に会議を変えようという考えもあります。
優秀な方なら会議を変えられると思います。
「世界で一番やさしい会議の教科書」は、ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズという会社のコンサルタントが書いた本です。
会議の場面ごとに、具体的にどのように行動すればよいのかが分かりやすく書かれています。
平社員でも会議を変えられる可能性を感じさせてくれます。
「実践編」の方では、今後主流になるテレビ会議、オンライン会議についてのノウハウが紹介されています。
ぐだぐだ会議をしている会社の偉い人に読んでもらいたい本です。
著者の榊巻さんのブログにもヒントが満載です。