私は個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入しています。
しかし、2024年に開始された恒久化NISA(新NISA)の内容を見て、NISA優先でiDeCoは要らないのではと思うようになりました。
ならば脱退と考えますが、iDeCoの脱退は異常なほど困難です。
iDeCo、脱退一時金を受け取れる条件
次の要件に全て該当する場合、脱退一時金を受給することができます。
1.60歳未満であること
2.企業型年金加入者でないこと
3.国民年金保険料免除者、外国籍の海外居住者等個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入できない者であること
4.日本国籍を有する海外居住者(20歳以上60歳未満)でないこと
5.通算拠出期間が5年以下、又は個人別管理資産が25万円以下であること
6.確定拠出年金の障害給付金の受給権者ではないこと
7.最後に企業型確定拠出年金又は個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入者の資格を喪失した日から2年以内であること
引用元
iDeCo加入者で転職・退職された方へ|転職・退職された方|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】
脱退条件が厳しく、ほぼ不可能。
例外として障害給付金がある。
給付金をお受け取りになる方 | 日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー株式会社
転職が多い人には向かない制度
イデコは転職のたびに金融機関に紙の書類を書いて提出しなければならない。
転職先の企業にも書類を書いてもらう必要がある。
この作業がとても面倒である。
会社側が書類を書かないというハラスメントも存在する。
セミリタイア民には向かない制度
- 無職や収入が少ない人には税制面のメリットがない
個人型確定拠出年金(iDeCo)、無職の方にはおすすめできません!
- iDeCoへの積立を停止して「運用指図者」になっても、口座管理の手数料として最低月66円(年792円)が取られる
iDeCoは無職になったらどうなるの?メリットは?手続きは?|資産運用初心者向け情報メディア マネーはじめてナビ
- 加入期間が短いほど受取可能年齢が上がってしまう
iDeCo(イデコ)は解約できる?途中解約の方法、メリット・デメリットなど解説 | iDeCo | 商品・サービス一覧 | マネックス証券
- 国民年金保険料の全額または一部を免除されるとiDeCo加入資格が失われる
過去に国民年金保険料を免除されていました。その期間の保険料を追納しないと、iDeCoは始められませんか? | iDeCo(確定拠出年金) | ファイナンシャルフィールド
イデコ、私の今後
資格取得年月日:2019年1月15日
拠出開始年月:2020年4月
案1:派遣終了まで継続、その後停止
2030年まで継続で60歳から受給可能
2028年まで継続で61歳から受給可能
2026年まで継続で62歳から受給可能
2024年まで継続で63歳から受給可能
案2:派遣期間に関係なく停止
運用指図者の状態で被保険者種別、勤務先が変わった場合、手続きは不要
加入者さま向け各種申請・変更手続等|SBI証券の個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ)|SBI証券
案3:派遣期間に関係なく60歳まで継続
やってしまったものは仕方ない
イデコは結果的に私には向いていない制度でした。
色々足かせになっており失敗です。
後戻りできないのがつらい。
運用自体は利益が出ているのが救いです。
イデコ加入時は新NISAが始まるなんて分かりもしないし、自分がセミリタイア生活に移行するなんてことも思っていませんでした。
お金について勉強して頑張って行動を起こした結果ですが、残念なことになってしまいました。