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私が金利と利息を知ったのは30歳を過ぎてからです(恥)。
2019年の「老後2000万円」問題の時、日本人は金融リテラシーが低く、お金の教育が必要であると言われていました。
それを裏付けるように、金利も利息も知らなかったおじさんがココにいます。
そんなわけで「金利」「利息」についてのお話しです。
恥ずかしいおじさん「銀行にお金を預けてたら少し増えてるぞ」
通帳をふと見たとき「利息」という項目でお金が入金されていたので
「なんかぁー預けてたらちょっとお金もらえるんだなぁー」
ぐらいの認識しかありませんでした(大恥)。
このちょっともらえるお金が「利息」です。
そして「利息」がどれだけの割合なのかを決めるのが「金利」です。
例えば私が金利1%で100万円を銀行に預けたとします。これを言い換えると銀行が私に借金をしたということになります。
そして1年後、銀行は私が貸した100万円と、100万円の1%にあたる1万円をプラスして返します。金利は一般的に1年を単位とします(年利ともいう)。
ここでプラスされた1万円は立場によって言い方が変わります。
お金を貸した私は1万円の「利息」を受け取ったことになり、お金を借りた銀行は1万円の「利子」を払ったということになります。
「小学生にも分かるように」さらに別な解説
レンタル屋をしている私の店には金額「100万円」「200万円」「300万円」という3つの商品があるとします(下表)。レンタル料(利息、利子)は金利という割合で決まっています。金利は変動するものですが、店主の私は金利を1%にしました。こうすることでレンタル料が安くなり、金利が2%や3%では高くて払えないという人もレンタルがしやすくなります。
さっそく、銀行が「100万円」という商品をレンタルするために来店しました。金利は1%なので「100万円」のレンタル料は1年で1万円です。こうして「100万円」をレンタルした銀行は1年後、私に「100万円」を返してレンタル料である1万円の「利子」を払うというわけです。
まとめ
利息(利子):お金のレンタル料みたいなもの。お金を貸した側が受け取るお金が利息、借りた側が支払うお金が利子。
金利:利息(利子)の割合のこと。貸し借りした金額に金利をかけて利息(利子)を計算する。
算数のテストで0点
「小学生にも分かるように」書いたつもりでしたが、小学生の時の私なら理解できなかったと思います。
なぜなら私は小学生の頃、算数のパーセントや割合のテストで0点を取ったからです。
私が0点を取ったのはお金の教育以前の問題ですが、子供にもお金の教育が必要だと思います。
お金の教育を受けていれば、もう少しまともなおじさんになれたのかなぁ。