33老後セミリタイア

月収300円ブロガーのカッコ悪いセミリタイア

「やる気がないなら帰れ」と言われて帰った結果

この茶番、聞いたことありませんか?

 

「やる気がないなら帰れ」

↓ ↓ ↓

「いえ、やらせてください」

 

 

私は小学生の時「やる気がないなら帰れ」と先生に言われて本当に帰りました。

しかし、帰る途中で別な先生に止められました。

記憶が曖昧ですが、そのあと先生に謝りに行ったと思います。

帰れと言われた理由は、行事の練習で少しふざけたからだったと思います。

 

「子育て心理学」と呼ばれるアドラー心理学にヒントがあった

 

私は20代のころ、アドラー心理学の本を読みました。

しかし頭の悪い私では理解できませんでした。

それでも1つだけ共感できる部分がありました。

 

その部分を要約すると

  • 子供に「帰れ」という突き放すことを言っておいて「やらせてください」という相手からの歩み寄りを求めるのは身勝手で卑怯
  • 相手が言ってくれるだろう、やってくれるだろうというやり方は、育児・教育現場や仕事でもダメ、リスクが大きすぎる

 

「帰れ」と言われた経験があったので、これは共感できました。

実際に「帰れ」と言われた時は、もう先生に信頼されないと思いました。

 

 

 

「帰れ」と言われて帰ったら「帰るな」、その問題点

 

「帰れ」と言われて実際に帰ったら

  • 「何で帰ったんだ!」と叱責
  • 「帰るな!」と引き止められる

 

このような、二つの矛盾したメッセージによって精神的負荷がかかることを、心理学ではダブルバインドと呼びます。

ダブルバインドは受け手に混乱をもたらし、大きなストレスを長期で与えます。

 

その他にも

  • 受け手の自信喪失、メンタルの不安定化
  • 人間関係の悪化、信頼低下

などの問題があります。

 

ダブルバインド - Wikipedia

 

まとめ

  • 相手のやる気を感じない時の対処法で「やる気がないなら帰れ」という叱り方は不適切
  • ダブルバインドが起きると相手から信頼を失う

 

ダブルバインドは強烈です。

大人になった今の私にも憎悪を沸き上がらせるほどです。

何十年も続く恨みを生み出すので、ダブルバインドを起こすようなことは言ってはいけません。

 

 

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