健康診断の問診に
「ほぼ同じ年齢の同性と比較して歩く速度が速いですか」
という質問があります。
この質問の意味が気になったので調べてみました。
歩行速度が速い人ほど健康的で長寿
歩行速度の問診があるのは、身体活動の強度を把握して保健指導に活用するためのようです。
歩くのが速い人
・生活習慣病発症リスク、生活習慣病による死亡リスクが20~30%低い
歩くのが遅い人
・循環器病発症リスク、循環器病による死亡リスクが3~4倍高い
他にも、歩行速度が速い人ほど、がん発症リスク、心不全リスクが低いことが示唆されています。
参考サイト
厚生労働省 - 標準的な健診・保健指導プログラム 【改訂版】
私は歩く速度の問診に「普通」と回答しました
自分の歩く速度が気になったので調べてみました。
2023年7月に駅まで歩いたときの記録
・歩行距離:3km (Googleマップで測距)
・所要時間:30分 (信号待ちなどで立ち止まることなく歩行)
3km/30分*60
=6km/h(1.66m/s)
レイ・フロンティア株式会社の調査によると
歩行速度(徒歩)の平均は
3.5km/h(0.97m/s)
だそうです。
2022年のデータをもとに歩行速度を調査 /年代・地域別|レイ・フロンティア株式会社のプレスリリース
脚力が健康の源
65歳男性の平均寿命(オムロンヘルスケアのサイトの例)
歩行速度 秒速1.6m (時速5.76km) :95歳以上
歩行速度 秒速0.8m (時速2.88km) :約80歳
歩行速度 秒速0.2m (時速0.72km) :約74歳
上記データから、歩く速度が速い人ほど長寿であることが分かります。
自分は歩くのが遅いと自覚のある人は、ほんの少し、+1%でもいいので速く歩くことを意識してみましょう。
私は、おじいちゃん、おばあちゃんが漕ぐ自転車を上り坂になったら追い抜くくらいの意識で歩いています😄
帰宅部時代にガンガン歩いてメンタルが鍛えられたのは有益だったと思いました。