鶴見済さんの著書
要約 無料で出来ること
贈り物を貰う
- 物々交換
- 不用品放出サイト、ジモティー
- フリーマーケット
- カンパを集める
- 購入型クラウドファンディング
共有する
- 工具、家電、アウトドア用品、礼服、アクセサリーの貸し出し
- ルームシェア、人の家に泊まる・泊める
- 著作権切れの作品、パブリックドメインを利用
- 写真共有サイト flickr
ゴミを拾う
- 家庭のゴミ、店舗から出るゴミを拾う
- 個人経営のコンビニや飲食店は売れ残りを貰える可能性が高い
稼ぐ
- フリーマーケットに出品
- 自宅を店にする
行政から貰う
- 図書館
- 公園・霊園
- 国公立大学のキャンパス、図書館、一般向けの講座・講義
- 公営の体育館、プール
- 裁判の傍聴
- 自衛隊基地の一般開放
- 市町村窓口の無料相談、役所経由で弁護士、税理士へ相談
- 消費者問題は消費生活センター
- 労働問題は総合労働相談コーナー
自然界から貰う
- 野菜の栽培
- 野草や木の実の採取
私は釣った魚や拾った木の実を食べてます。
無料なもの、タダでもらえるもの
本書の内容ではありませんが、無料なものを私の視点でまとめます。
- チラシ
- ティッシュ配りのポケットティッシュ
- スーパーの肉売り場にある牛脂
- 店舗、公園、施設等のトイレ、水道水
- コンビニやスーパーの箸、おしぼり、ビニール袋
感想:お金を使わなくてもできることを増やしたい
スカベンジャーのスキルを上げたい
本書では、ゴミ拾いで生計を立てている野宿者への取材で得られたノウハウが紹介されています。
ゴミを拾う時間帯や場所など具体的に書かれていて、特異なその内容は本書でも際立っています。
私は釣りに行くと、捨てられていたり、引っかかって放棄された釣り具を拾って使うことがあります。
釣り人あるあるです。
このようなゴミを拾って活用するスキルを上げたいと思いました。
水耕栽培は色々な種類を試したい
野菜の栽培や食べられる野草についても軽く触れられています。
詳しくは別の専門書などで知識を得て、自然から貰えるようになりたいです。
ゴミだらけの社会
近所のゴミステーションには、まだ使えそうなものが捨てられています。
食品工場では、ちょっと見た目が悪いというだけで廃棄され作り直し、毎日大量のフードロスが発生しています。
人間社会というのは使えるものを簡単にゴミにしてしまう、ゴミだらけの社会であることに気付かされました。
本書を読んで、消費社会から離れた視点を持つことができました。
近所の公園、ゴミステーション、無料のイベント、自然など、身近には活用できるものが多くあります。
この本を読めば、お金がなくても出来ることを探しに行きたくなるはずです。
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