「株価が暴落すると大損する」
株取引の経験がない人でもなんとなく分かることだと思います。
ですが、暴落時に買っても儲けることができる株があります。
それは日経平均株価が落下すると上昇する株です。
私はその株で、2020年のコロナショックの時に約11万円儲けました。
暴落時に儲かるのは「楽天255ダブルベア」
楽天255ダブルベア(1459)は日経平均株価の逆方向に2倍の変動をするETFです。
ETF(上場投資信託)とは日経平均株価などの指数に連動する金融商品です。
イメージとして、複数の個別銘柄で構成されていて、そのETFを買うと構成されたすべての銘柄に投資できるというものです。
ベアとは金融業界では弱気という意味で、熊が腕を振りおろすように相場が落下することを言います。
このことから相場が落下したときに利益が出る金融商品はベア型と呼ばれています。
そしてダブルのベアですので、指数に対して2倍の値動きをします。
簡単に言うと楽天255ダブルベアは、日経平均株価が下がったらその2倍上昇して、逆に上がったら2倍落下するというものです。
注意点は2倍というのはだいたい2倍ということです。
複数日の変動率は2倍にはなりません。
日経平均に対してきっちり2倍ではなく連動にズレが生じます。
楽天証券なら売買手数料無料
株取引には売買手数料がかかるものですが、楽天証券なら楽天255ダブルベアの売買手数料は無料です。
そして信託報酬(管理手数料)も年0.35%(税込0.385%)で、日経平均に連動するベア型の中では低コストです。
主なベア型ETFの信託報酬(税抜)
・日経ダブルインバース上場投信(1357):年0.8%
・日経平均ベア2倍上場投信(1360):年0.75%
・楽天255ダブルベア(1459):年0.35%
信託報酬は株を保有中はずっと払い続けるものです。
割合(%)が低いほど払う手数料が少なくて済みます。
暴落したら儲け時
楽天255ダブルベアで利益を出す方法は、
・日経平均株価が落下する前に買う
・落下したら売る
これだけです。
実際に楽天255ダブルベアで利益確定した取引の一部です。
約3万円の利益です。
落下する前に買うといっても、実際の買い時は難しいです。
日経平均株価が下がると思って買ったら上がり続けて、含み損がどんどん増えるという経験もしました。
それでも日経平均株価は個別銘柄に比べれば相場は読みやすい方です。
相場を読むために様々な要素から落下しそうなときを判断します。
私が相場の判断をする方法
・政治、経済関係の発表・報道やイベントを注視
・日経平均株価を毎日確認して相場感をつかむ
・アメリカ株式市場(ダウ平均株価)をチェック
ダウ平均株価はアメリカの工業株30種で構成された指数です。
アメリカの株式市場は世界に影響力があり、ダウ平均が上昇すると日経平均も上昇、落下すると日経平均も落下するという傾向が多いです。
あくまで傾向が多いだけで、日経平均が必ずダウ平均に連動する訳ではないので注意して下さい。
上がるか下がるかは専門家でも分からない
相場を読むと言っても、本当のことは誰にも分かりません。
この投資方法を紹介している私も、相場は読めません。
それでもコロナショックの時のような明らかな落下局面なら利益を出しやすいと思います。
ハッキリ言って私は投資家としては最低レベルです。
それでもこの投資方法で今のところ損切りせず、少額ながら利益を出すことができています。
楽天255ダブルベアは1株1,700円程度で投資できます。
少額から投資できるので損をした時のダメージも少なくできます。
投資するなら少額から始めるのがよいと思います。
最後に、
私のように含み損を抱えることもありますので、投資にはくれぐれも注意して下さい。
普通の人でもできる月1500円のETF投資法が紹介されています。
特に冒頭にある著者の取引データが参考になります。