堀井憲一郎さんの
を紹介します。
要約:読む人の立場で書けの意味
- 自分の主張を書く事が第一になってはいけない
- 読者は不親切で、偶然文章を目にしただけで書き手に興味はない
- 読者の注目を集める方法は、驚かせる、逆説を使う
- 書き手の自己表現に読者は興味がない
- 読んだ人が何か変わったと感じる文章を書く
- ありきたりな一般論や無難な意見は読者がげんなりする
- 何か変だなと思ったことが使える企画になる
- 文末の「思う」は可能な限り使わない
- 断定するのは読む人のため、断定しないのは自己弁護のため
感想:文章を書くハードルを下げてくれる
荒々しい現場の職人が書いたような本です。
著者は「です、ます」「だ、である」を混在させていると述べており、実際に文末表現は統一されていません。
否定していたことを数ページ後には肯定していたりします。
この本を推敲した人は大変だったろうなと想像できます(笑)
それでも不思議と成り立っています。
思いつきで書いている整っていない文章。
それがかえって新鮮に感じます。
ハチャメチャな著者の書きっぷりには、整然としたビジネス書にはないパワーを感じます。
文章って、もっと自由に書いていいんじゃないかと思えてきました。
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