2022年7月8日に発生した、安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件。
犯人の動機はお金関係だと思ってましたが、やはりでした。
銃撃容疑者「母親が宗教にのめり込み破産」 安倍氏に一方的恨みか | 毎日新聞
この事件、ぐっと抽象化するとお金の問題
極論かもしれませんが、仮に容疑者が大金持ちであったなら今回のような凶行には及ばなかったはずです。
さまざまな報道を見て思うのが、世の中の事件や争いのほとんどがお金関係であること。
お金さえあれば何とかなることが多いと感じます。
つまり貧困が犯罪を生む、これに尽きると思います。
日本の劣化が止まらない、「所得格差」が人の心と社会を破壊する | 永田公彦 パリ発・ニッポンに一言! | ダイヤモンド・オンライン
宗教や思想、人種といったことは後付け
この事件で注目されたのは宗教。
そしてミクロ視点な議論で、いつも通りな小手先の対策が予想されます。
ダガーナイフ、クロスボウ禁止のような銃刀法の強化
インターネット、エンターテイメント作品の規制
警備の厳重化や監視カメラの設置
簡単だからこのような対策で終わるのでしょう。
でも問題の本質はお金の貧困→心の貧困であると思います。
宗教にのめり込んだという容疑者の母親も、経済的な問題からそうなったのかもしれません。
新型コロナによる雇用不安
物価上昇、値上げ
増税、社会負担増
これらにより国民の経済状況は更に厳しくなり、治安悪化が懸念されます。
貧困への直接の対策である10万円一律給付を行った安倍元首相が狙われたのは皮肉です。
2022年10月から「雇用保険料」の負担が増える! 月給30万なら「900円→1500円」で600円の増!?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース
人々の心の荒廃を実感
この事件で気になったのは「正当な理由があれば人に危害を加えてもいい」と言う主張が多かったことです。
肩書のある人が人殺しを肯定するような発言で炎上していたり、ネット・SNSではさらに攻撃的な主張が見られました。
心が荒んで余裕のない人が増えており、些細なきっかけで事件が起きかねないと恐怖を感じました。
家族が宗教に傾倒して破産したらどうしますか?
私は縁を切ります。
こうなると、きっとお金を無心してくるので距離を取るのが妥当と考えます。
このようなことで自ら命を絶ったり、犯罪に走るような、人生を棒に振ることはしたくありません。
容疑者に同情する訳ではありませんが、幼少期からの家庭環境なら脱出は難しいかもしれません。
それでもリセットは不可能ではありません。
取り返しのつかないことが起きる前に
逃げてもいい
脱出方法はある
平和的に解決する方法があることを知る。
そうすれば悲劇は防げます。
世の中に期待できない時代だからこそ、あえて期待しない。
そうすると気持ちがちょっと軽くなる。
レールから外れた人生を選んだ私はこう思いました。