【必要なかった】コロナ禍で判明したガラパゴスなイベント
冠婚葬祭、成人式、結婚式、葬式
振り返れば、どうしてあんなに必死だったのだろうかと思います。
集団心理や同調圧力によって認知が歪んでいたのかもしれません。
多くの人が従来の慣習に疑問を持ち、意識が変わったのはコロナ禍の恩恵です。
行事から解放された
- 正月のおせち
- 恵方巻き
- バレンタイン
- ホワイトデー
- 卒業旅行
- 花見
- 誕生祝
- 夏のお祭り
- ハロウィン
- クリスマスケーキ
- 年越しそば
こんなことをやる必要はない。
私は奴隷ではない、自由な人間なんだ。
セミリタイアして、そんな当たり前のことにようやく気付けました。
会社に利用されていた
- 正社員信仰
- 成長、キャリアアップ信仰
- コミュ力信仰
意識高い系ビジネスマンが善であるという教育をされ、会社のためのスキル磨きに必死でした。
他人を軸に生きていました。
誰かの評価を気にして自分をないがしろにした人生でした。
会社行事に一切参加しないおじさん
私が新入社員として配属された職場に、会社行事に一切参加しないおじさん社員がいました。
会社の忘年会や飲み会、社内レクなどに顔を出さず、いつも定時帰りの人でした。
体育会系の仕事偏重な職場だったので、おじさん社員は周りからは陰口を叩かれていましたが、私は「ずるいような、うらやましいような」という感情を抱いていました。
そのような一種の憧れのような気持ちがあったから、私はセミリタイアできたのだと思います。
強迫観念からの卒業
ファッションから解放され、毎日同じ服でいいと思えるようになりました。
毎日髭を剃る必要はないことに気付きました。
計画を立てず、思いつきで行動する贅沢を楽しめるようになりました。
カッコよさを捨て、カッコ悪いを受け入れられるようになりました。
セミリタイアして働く事への後ろめたさや罪悪感から解放されました。
「子供の教育費や家のリフォーム、親の介護などで支出が重なりやすい・・・」
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全部手放しました。
プライドを捨てることでストレスから解放され、嫌な気分に支配される時間が減りました。
格言
「富を欲するか、恥を忍べ、傾絶せよ、故旧を絶て、義と分背せよ」
荀子の格言。
意味:富を得たいなら力を尽くして恥に耐え、旧友と交際を絶ち、義理を捨てよ
「金は三欠くに溜まる」
意味:義理・人情・交際の三つを捨てる覚悟がなければお金は貯まらない
常識的なことでは常識的な結果しか出ない
支配者層が押し付ける価値観から脱却するには、常識を疑う批判的思考(クリティカルシンキング)が必要です。
従来の考えから抜け出すのは容易ではなく、差別や罵詈雑言などの暴力に苦しみました。
「失敗しても死ぬだけ、大したリスクではない」
そのように自分に言い聞かせ、何とか乗り越えました。
むしろ現状維持が怖くなりました。
このまま何もできずに死ぬのか、と。
どうせ死ぬなら誰かの言いなりではなく、自由を求めて死にたいです。
今週のお題「大人だから」