私がセミリタイア民としての未熟を自覚した出来事
私が働く工場にこんなおじさんがいます
・60代
・コロナ禍で派遣切りになり工場派遣に
・仕事は小遣い稼ぎができればいいと公言
・陽気で話好き
一言でいうと気さくなおじさんです。
セミリタイアの先輩みたいな人です。
労働信仰者が多数派の日本だが・・・
「一生懸命、真面目に働くことが尊い」
「汗水たらして働くことがすばらしい」
こんな社会だから、気さくなおじさんは正社員やパート従業員にメチャクチャ煽られ酷いことを言われています。
気さくなおじさんは60歳を超え、体力面のこともありますがバリバリ仕事するタイプではないのでなおさらです。
そんなある日、気さくなおじさんの印象に残った一言。
「仕事だと思ってない」
私も作業中だったので、何があってその言葉が出てきたのかは分かりません。
多くの人はこの言葉に反感を持つでしょう。
でも私は、悟ったようなその一言でハッとしました。
そして、ちょっと救われた気分になり、心が軽くなりました。
セミリタイア・FIREの初心、
大事なことが何なのか、
我に返りました。
働き方の一つの答え
多くの人が苦痛に思いながら労働し、消耗しています。
そんな世の中で、気さくなおじさんの達観した働き方は私が見習いたいものです。
もっと肩の力を抜く。
言ってしまえば適当に働いて小遣いになればいい。
明日は明日の風が吹く
そんな労働観があってもいいと思いました。
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