前回の検査結果と治療計画の説明を受けました。
院長から説明 40分
検査結果
・上顎前突(じょうがくぜんとつ)、出っ歯
・叢生(そうせい)、歯並びがガタガタ
・上下前歯の前後の隙間、上下の重なりが大きい
・舌で前歯を押す癖がある
・顔が左右非対称(左側が短い)
・咬合平面と顔の水平がずれている
(歯の噛んだ面を水平にすると頭が左側に傾く)
青い線が標準モデル。
それに対し赤い線が私の実際の歯と骨の位置。
標準より顎が前に出ている。
下の前歯は90度が標準だが、私は前側に傾いている。
治療計画
・マルチブラケット装置による矯正
・補助装置、トランスパラタルアーチ(TPA)を上顎の奥歯に装着
・アンカースクリュー(TAD)を上顎に埋め込む、矯正終了後除去する
・上顎左右の親知らず抜歯が必要
・アンカースクリューと親知らず抜歯は口腔外科(他院)での施術となる
・親知らず抜歯は矯正装置の装着後でも可能
・矯正には以下のリスクがある
歯の根が短くなる「歯根吸収」
歯の表面に亀裂が入る「エナメルクラック(マイクロクラック)」
歯と骨が密着して動かなくなる「アンキローシス(骨性癒着)」
・撮影した歯の写真により、既にマイクロクラックがあることが確認された
・歯の移動後、保定装置により歯の後戻りを防止し、新しい位置に固定する
・歯の移動期間:2~3年、来院間隔:月1回
・保定期間:2年以上、来院間隔:3か月に1回
最後に治療計画の同意書に署名捺印した
参考サイト
マルチブラケット装置は目立ってしまうけど応用が利く矯正装置 | 矯正歯科ネット
矯正治療の補助装置①~トランスパラタルアーチ~ - 神田の歯医者|神田デンタルケアクリニック
より高度な矯正方法|歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療
歯根吸収のリスクについて。矯正すると歯の根っこが短くなる!? - 静岡の矯正歯科 ブライフ矯正歯科 -
しみるのはマイクロクラックのせい? | 名古屋でインビザライン矯正・小児矯正|プルチーノ歯科・矯正歯科
アンキローシス(骨性癒着)で歯が動かない? 矯正治療方法・診断・検査とは | 矯正歯科ネット
口腔筋機能療法(MFT) 舌のトレーニング 10分
舌で前歯を押す「舌癖」により、歯並びが悪くなり、矯正後の歯の後戻りの原因になるのでトレーニングが必要。
ポッピング(舌の筋トレ)
・「スポット」という上顎の前歯の後ろ側に舌先を置く
・その状態で舌を吸い上げ、舌全体を上顎側に付ける
・「ポン」と音を立てて舌を外す
・鏡で見ながら「スポット」より舌が前に出てないか、舌が上顎側に吸い付いているか確認しながら行う
・これを20回、1日3セット行う
(分かりにくいと思うので参考サイトを確認ください)
参考サイト
口腔筋機能療法(MFT) – 東京都千代田区の矯正歯科専門医院 – 神保町矯正歯科クリニック
MFT 口腔筋機能療法
感想:顔歪んでるなー
再診料:税込16,500円
骨格が悪いです。証明写真を撮ると首が曲がってることが多いので気になってはいました。
上顎の親知らずを抜歯することになりました。
過去に下顎の親知らずを抜歯した時は、手術後3日ぐらいは口の中が血みどろだったので少し怖いです。
舌の筋トレは首回りの筋肉まで疲れます。
トレーニングで舌を正しい位置にできれば
・歯並び悪化防止
・滑舌向上
・睡眠呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群)
に効果があります。
歯列矯正しない人も舌の筋トレはやって損は無いと思います。
試しに「ポンッ」ってやってみませんか。
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