國澤純さんの
「便秘解消」「ダイエット」「免疫力アップ」さまざまな健康効果を最大化する! 「善玉酵素」で腸内革命
を紹介します。
腸活とは善玉菌を増やすのではなく、酵素の働きをよくすること
- 腸活とは善玉菌を増やして善玉菌の酵素を活性化させること
- 酵素はサプリメントで補っても体内で働くことはない
- 同じ薬を飲んでも効き目に個人差があるのはシトクロムP450という酵素の働きによる
- 酵素が働くにはビタミンとミネラルが必要
- 酵素が働くのに特に重要なミネラルはビタミンB群
- 糖質を摂りすぎると、糖と酵素が結合して悪玉化する糖化が起きる
- 食材に含まれる酵素のほとんどは体内で働くことはないが例外がある
例外1:大根に含まれるジアスターゼというでんぷんを分解する消化酵素は、胃もたれや胸焼けを軽減する
例外2:アボカド、きゅうりには脂肪を分解する消化酵素がある
例外3:パイナップル、キウイにはタンパク質を分解する消化酵素がある
- 酢豚にパイナップルを入れるのは肉を柔らかくして消化を良くするので理にかなっている
- 酵素の働きを良くするには食べ合わせが重要
おすすめ食べ合わせリスト
免疫力アップ1:免疫細胞の働きを良くする
アルギニン:鶏肉、豚肉、うなぎ、えび、大豆、にんにく
↕食べ合わせ↕
ビタミンD:しいたけ、舞茸、きくらげ、鮭、いわし、しらす
免疫力アップ2:免疫細胞を腸に呼び戻す
ビタミンA:にんじん、モロヘイヤ、かぼちゃ、レバー、うなぎ、玉子
↕食べ合わせ↕
油:食用油、マヨネーズ、ドレッシング
免疫力アップ3:免疫細胞のエネルギーを作る
ビタミンB1:豚肉(特にひれ肉やもも肉)、うなぎ、玄米、大豆、ごま、落花生
↕食べ合わせ↕
アリシン:にら、にんにく、玉ねぎ、長ねぎ
肥満対策1:脂肪を燃やすミトコンドリアを増やす
スルフォラファン:ブロッコリー、ブロッコリースプラウト
↕食べ合わせ↕
アスタキサンチン:鮭、かに、えび、いくら、鯛
肥満対策2:脂肪をミトコンドリアに運ぶ
L-カルニチン:羊肉、鹿肉、牛肉、赤貝
↕食べ合わせ↕
ビタミンB2:うなぎ、青魚、納豆、緑黄色野菜、チーズ、玉子
血糖値対策1:血糖値を下げるホルモンを増やす
レジスタントスターチ:冷たいご飯、もち麦、小豆、長芋、じゃがいも
↕食べ合わせ↕
水溶性食物繊維:ごぼう、切干し大根、のり、めかぶ、オクラ、きのこ類
血糖値対策2:血糖値を下げるホルモンを守る
グルコシダーゼの働きを抑制する:舞茸、しいたけ、えのき、桑葉、サラシア
↕食べ合わせ↕
DPP-4の働きを抑制する:かつお出汁、納豆
アレルギー対策1:免疫の過剰反応を抑える
ビタミンA:にんじん、モロヘイヤ、かぼちゃ、レバー、うなぎ、玉子
↕食べ合わせ↕
ビタミンB2:うなぎ、青魚、納豆、緑黄色野菜、チーズ、納豆
アレルギー対策2:免疫の過剰反応を抑える
オメガ3脂肪酸:さば、いわし、マグロ、アマニ油、エゴマ油
↕食べ合わせ↕
リパーゼ:アボガド、イチゴ、みそ
↕食べ合わせ↕
納豆菌、乳酸菌:納豆、ヨーグルト、ぬか漬け、みそ
高血圧対策:血管を広げる
ニコチアナミン:かぼちゃ、ズッキーニ、なす、いんげん豆、枝豆
↕食べ合わせ↕
メラノイジン:みそ、コーヒー
ストレス対策:抗ストレスホルモンを増やす
トリプトファン:チーズ、牛乳、大豆、玉子、まぐろ、かつお
↕食べ合わせ↕
ビタミンB6:かつお、鮭、まぐろ、鶏ささみ肉、バナナ、玄米
腸内環境改善1:腸内細菌の酵素を活性化
乳酸菌、ビフィズス菌:ヨーグルト、ぬか漬け、キムチ、みそ
↕食べ合わせ↕
発酵性食物繊維:もち麦、押し麦、小麦ブラン、オートミール
腸内環境改善2:納豆菌で腸内環境をよくする
納豆菌:納豆
↕食べ合わせ↕
水溶性食物繊維:ごぼう、切干し大根、のり、めかぶ、オクラ、きのこ類
著者、國澤純さんの記事
感想:納豆最強かよ!
スーパーフードと呼ばれて久しい納豆ですが、またしても無双状態。
本書で紹介されていたそぼろ納豆も美味しそうです。
何気にうなぎも頻繁に出てきました。
うなぎは高級食材なので日常的に食べるのは厳しいですが、たまには健康的な贅沢として食べるのもいいかもしれません。